ななかまどのお気に入りの歌一覧
舞
通学す子らの眺める桜とは色違うべし老いの見る花
9
もっと見る
夢花火
握り飯 塩を馴染ませ おかか入れ 運動会の 最高のご飯
8
もっと見る
美生子
盲目の父の手の指あたたかく並んで歩く葉桜の道
17
もっと見る
へし切
ふるさとと平仮名で書く懐かしさ 帰っておいでと呼ぶ声がする
14
もっと見る
音蔵 雅秀
路地の隅 ひっそり飾る 紫の 可憐さ滲む すみれ草の花
3
もっと見る
継海
悲しみを詰めたるリュック君背負う幼き子らの走る公園
3
もっと見る
仙人の弟子
晩春の のどけき午後に メジロ啼き 姿見えねど 花と戯れ
4
もっと見る
継海
アイリスの花開きたる音聞きて戸惑いがちに舞い戻る風
6
もっと見る
恣翁
永き日を ひとしほ永くする虻の羽音 空しく春風に消ゆ
10
もっと見る
入山夜鷸
沖つ波 秋の嵐に とゑらひて 向かひより吹く はこだての風
9
もっと見る
入山夜鷸
手を伸べて向かふ川辺の桜雲や な散りそ散りそ錆の匂ひに
4
もっと見る
へし切
草や木の目にまぶしきは新緑の生きとし生けるものの輝き
14
もっと見る
トウジさん
ぶつかって納得しあう友ならばわからぬ方が言わば親友
3
もっと見る
滝川昌之
「寝て過ごす」口を揃えて連休の予定答える新入社員
18
もっと見る
うすべに
海に霧 朝の港の初がつお 氷の中につぶらなひとみ
7
もっと見る
横井 信
満開のツツジの花の生垣の道を歩いて始まる休み
11
もっと見る
兎桃
朝ドラの再放送の古さ見て吾も同じと苦笑いする
6
もっと見る
笹舟
鮮やかな躑躅の花が地にひとつ 蜜吸う吾子の幻を見ゆ
8
もっと見る
夢花火
値段さえ 言わなければと プレゼント 気持ちが欲しい 半分の心
4
もっと見る
舞
子ら伸びてしだれ桜を掴まんとそうはさせじと優し風ふく
11
もっと見る
[1]
<<
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
>>
[1384]