五穀米のお気に入りの歌一覧
みなま
亡き夫の壇の前には満点の解答用紙供えてありぬ
18
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恣翁
高殿の欄に凭る郎女や 思ひに沈み 誰を待つらむ
22
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みなま
秋やねぇ愛の終わりのうた多し辛い恋など棄てておしまい
9
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詠み人知らず
烏賊大根煮ながら煙草吸いながら なんかちょびっとしあわせなのさ
19
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詠み人知らず
軽々と死を口にする阿呆ども 切り株の輪を見たことあるか!
11
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恣翁
逞しく 死なず在りつる秋の蝶 黒土の上を無様に踠けり
19
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inosann
「手にとったお椀くらいの器かな」と夕餉の味噌汁味わいすする
17
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紫苑
身のうちに聴くピアニシモゆつくりとひらかれてゆく水の系譜は
13
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恣翁
今こそと はやる思ひは止め処無く 狂ほしきまで精を放ちつ
22
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詠み人知らず
誰もない深夜に流すジャニスイアン なんと涙は軽いのだろう
20
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舞
真夜中に目覚めて遠く鈴虫の声を聞きつつまた寝入りたる
7
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詠み人知らず
焼けたわね何かしてるの問われるも 仕事ですよと言い兼ねている
14
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inosann
組織図に組み込まれること憤りつつ会社の恩恵にひたりし吾か
18
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詠み人知らず
頑張るな休みなさいと指示をする 君が動けば増える損失
11
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紫苑
はつあきの夜風のはこぶ盆歌のとだえて虫の音のきはだちぬ
15
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falcon
子らの輪に偽善のにほふ声あげて鬼が隠れる花いちもんめ
23
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falcon
十字架に死す基督も無惨なり子に見せるなといふ人ありや
12
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恣翁
泡沫ゆ生れしウェヌスは 薔薇色に頬染め 浦回に裸身晒せり
21
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詠み人知らず
滑らかな月の白さが女なら 太陽ぎらり破滅に似たり
15
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詠み人知らず
猫だけが俺を愛していると知り 孤高のナイフで鬼皮を剥く
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