河のほとりのお気に入りの歌一覧
光源氏
人しれず思ひそめしか春の夜の初瀬の山にひびく鐘の音
13
もっと見る
光源氏
逢ふことも絶えて久しきほととぎす音羽の山を一人ながむる
12
もっと見る
山桃
冬羽織おろして迎ふあらたまの年よりもなほ若松の家
2
もっと見る
聴雨
若水のしづくに墨の香をこめて月をおくらむ玉梓にして
5
もっと見る
ふきのとう
穏やかな年の夜明けに孫たちの声響けるを幸と思えり
11
もっと見る
紫苑
終の日々家に過ごせる老ひ猫と年越しの鐘をとほくに聞きぬ
8
もっと見る
光源氏
明日には希望の光が見えるからもう泣かないで前に進もう
16
もっと見る
只野ハル
カウントゼロはリセットじゃないまたリプレイが始まってしまうだけ
2
もっと見る
風橋 平
明りなき夜も夜が明けた先もまだつなぐ手と手があるのだここに
13
もっと見る
敷島ヤマト
炭酸の喉越しとして消えていけ泡と人魚と恋心と
3
もっと見る
七色コイン
楽しくて哀しかったり怒ったり色々あったが皆よい年を!
9
もっと見る
七色コイン
見たんだろ?あの水平の向こうをさ。今じゃお前は自由人だな。
6
もっと見る
只野ハル
新しい事など何もなかったと十一月のままのカレンダー
6
もっと見る
在原紀之
駆け抜けた兎の年の数多なる苦楽を胸に晦日は更けぬ
11
もっと見る
只野ハル
老いてゆく己が独りの道行は疎林を抜けて彼方に続く
2
もっと見る
只野ハル
置いて去く思い出の樹の幹の上そこに刻んだ彼の人の名を
5
もっと見る
浅草大将
門いでていつしか我もいそのかみ故郷とほく年むかへつつ
7
もっと見る
まるたまる
それぞれの一年がありそれぞれの年の瀬がある静かなる月
12
もっと見る
ふきのとう
ビュービューとうなる北風おさまるを心に念ずる一人寝の夜
11
もっと見る
ふきのとう
年末の大掃除に精出せば気持ち晴れやか軽やかとなる
8
もっと見る
[1]
<<
396
|
397
|
398
|
399
|
400
|
401
|
402
|
403
|
404
|
405
|
406
>>
[452]