紫草のお気に入りの歌一覧
灰色猫
徒然に蛙が歌う宵の田の楽に包まれ文月を待つ
28
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び わ
なさけなき家内留守でこころがさわぐ「いまかえるとこ」の電話にほっと
10
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舞
ティシャツや半ズボン出る我がししの漲るほどの夏のありしも
10
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詠み人知らず
オタクらの精神状態正しかり 己の物差しで幸せ計れり
19
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新座の迷い人
小鳥さん 流れるような 歌声に 恋の季節が 始まりしかな
12
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inosann
海原より上げ来る風の丘に咲く木陰に白き山百合そよぐ
23
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まあさ
空き地にて 青とピンクの 紫陽花が 仲良く並んで 雨あびる朝
20
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秋日好
君ひとり養うだけの甲斐性があればと願う シャツの焼け焦げ
27
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工藤吉生
「深い」とだけ褒めてくださる人がいる落ち葉みたいな表情をして
5
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野々花
かさこそと青葉を揺らす風の色変われば雨が降りだす気配
25
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むらさか
オススメの場所を訊かれて「海と寺」 海より深いその後の余白
10
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中野美雄
半纏木のくらきみどりの葉はさやぎ じゅうぶん生きたと足乳根はいふ
7
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千葉 甫
夕あかり郵便受けから覗きこむ差しこまれたるちらしと共に
6
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あゆか
手のひらにハートをあげるこっそりと木陰でささやくサクラソウだよ
13
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藍子
雨垂れを聴きつつ詠んだその歌は我が子のような大事な一首
27
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滝川昌之
就職を決めた息子と酌み交わす いつ覚えたか酌間と相槌
28
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海原 真生
首に手を添えて力をクッと入れ 見えた?私のお花畑が。
6
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片井俊二
はつ夏の電車に揺られ少女がつばさのように広げる楽譜
14
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夢士
梅雨晴れの空に向かひて飛立ちぬ生きながられし鵯に乾杯
24
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関山里桜
色をひとつドレスに仕立て着せるならあなたは雪の晴れ間のブルー
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