KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
竹は葉を枯らして養分 子に与え そんな親なら真っ直ぐ育つ
21
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夢士
葉桜となりて愛でらる老木よまた来る春を忘すること無し
18
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灰色猫
菜の花が君の吐息で揺れている春風よりも甘い香りで
22
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うすべに
春が行く 青葉を誘う風流す 花の涙かうすべにの雪
11
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恣翁
汝が内に弾けて すべて溶けぬれば 空蝉と化し 身ぞ遺るらむ
14
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夢士
風に舞ふ出湯の里の春の雪木洩れ日差して湯煙のなか
16
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行宮偏(仮之名)
御代替わり ああ平成が過去になる 卅年の星霜に幕
15
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光源氏
降る雨に今日も濡れゆく鞆の浦ささやき橋のあはれみを知り
20
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横井 信
降り出した雨の香りに包まれて春の花咲くあぜ道を行く
20
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灰色猫
春のゆく萌ゆる青葉の桜枝に別れを告ぐるうすべにの雨
25
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つゆふみ
石像と化した息子をなぜる手を握ってあげて 固く ジーザス
3
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つゆふみ
「うまれないほうがよかった」告げたのに津波の高さ無視したユダに
5
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falcon
春風の吹き梳く柳の絲の間にさくら波寄る岸邊目にみゆ
11
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falcon
こづゑうつ氷雨のちまた播磨坂沈める鐘に花の散り敷く
8
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詠み人知らず
ベランダに降る櫻吹雪の舞ふさまは蝶の亂舞に見えてくる如
10
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滝川昌之
花の去る水面が映す菜種月うかれた春の河原静めて
21
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青き銀椀
いま桜小さき葉に吹く風に音立てずに揺るるさみどりの候
12
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へし切
さくら咲く春に生まれし孫なれば 将来にどんな 夢 咲かすのか
21
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幸子
スーパーで買った梅干し酸っぱくないこんなの梅干しじゃないダメ干し
10
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横井 信
足早に通り過ぎてく路地裏に花びら積もる小さな社
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