つゆくさのお気に入りの歌一覧
へし切
凍て蝶は己が魂追ふて飛ぶ冬枯れの野に朽ち果つるとも
24
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月虹
それぞれに事情の有りて秋深く今夜の星はやけに綺麗だ
28
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桜園
やぶれし羽休めて地面にとまりいし紋白蝶をそっとみ守る
61
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桜園
よみがえれわれの可愛い左足はれあがりし足をやさしくさする
16
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へし切
日の本の不二の高嶺に雪の降る御山美し秋晴れの空
25
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月虹
ぴったりとはまるピースの見つかったジグソーパズルのような一日
27
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夢士
朝夕の風の流れや肌寒し街往く人の衣替わりぬ
14
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月虹
丁寧にふたりの心寄せ合えば世界にひとつだけの恋です
30
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みなま
二回目の金木犀は控えめで秋のひかりの移ろいを告ぐ
14
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詠み人知らず
いいじゃない 泣かせにかかる演出に どっぷり浸かる それがニンゲン
15
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紹益
夢なのか 現実なのか わからない 金木犀が 幽かに香る
18
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紫草
豆菓子を音立て噛めば楽しかりだあれもいない夜に憩えば
30
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村上 喬
秋の日の終わりに漂う秋刀魚焼く匂い促す家路につけと
13
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香月
さやかにもすすきの穂はひらきたり揺らめく風に月は昇り来
6
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月虹
南西の空へと消える流れ星願うべきこと届かないまま
26
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灰色猫
刈り終えた 稲田を照らす 神無月 光り冷たく 冬の足音
32
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舞
列んでねタダだったのよ 妻飾るガーベラの黄に今日を癒やされ
4
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月虹
一日は君の言葉で繋がってなくてはならない句読点なる
26
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詠み人知らず
湖水にはさざ波ゆれて月ひかる哀しくゆれる小舟浮かべて
14
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夢士
秋麗月見草咲く河原に時惜しむごと紋黄舞ひをり
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