たけくらべのお気に入りの歌一覧
リュカ
凍てついた我が手をそっと包み込む母の両手に汗と血を見た
5
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水無月
福寿草その花の名を聞きたくて他人に尋ねし早春の寺
9
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コーヤ
キラキラと水面が光るせせらぎの心地よい音春の来る音
19
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恣翁
山茶花の露か 落つるを堪へ兼ね 女はハンカチに涙拭へり
20
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あふひ*・○・*
窓越しに親鳥不在の鳩の巣の二つの命無事を祈りて
19
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リクシアナ
高菜漬けの隆々たる葉脈にストイックな越冬思う昼餉
13
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リクシアナ
思い出を風に任せるシャボン玉じきに弾ける夢の七色
22
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舞
煙草吸うおみなの紅き唇の触れて柔くと艶立つ紫煙
14
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秋日好
裸樹に憂いてとまる黒つぐみ周防内侍の後ろ姿に
9
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藤原定家
背に負ひし吾子の眠りを氣に留めつ聲を靜めて馬を叱れり
12
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ゆりこ
なぜ居らぬおまえが其処に居なければ泣きも嘆きも出来ぬでないか
19
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リクシアナ
思い出を口に転がす変わり玉やがて消えてく都の朱色
15
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ゆりこ
横顔が落とす群青 君を知る 塞がってないピアスの痕に
18
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野々花
ネガティブな日にはメールで済ませたい笑わずに打つ笑顔の絵文字
14
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夢士
時告げる鳥も早起き春立つ日二度寝の朝の太陽まぶし
17
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ながさき
眼に沁みる 空の青さは 果てしなく 輝く日射し 勢いを増す
28
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コーヤ
小鳥群れ囀る声も軽やかで春の近づく音に聞こえて
26
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只野ハル
早川の細る流れに鴻の舞い降り根さえ残さず去る也
19
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紫苑
ぬばたまの夜の灯しにただよひつ漂ひつ聞くつごもりの檄
8
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みどり
蜃気楼紛れ揺らめくさざ波に零れ落ちたのはらりはらりと
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