灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
鬼灯の網目の中に閉じ籠る想い受け取れ壊さぬように
15
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秋日好
英国で一位になった外国の曲の言語を当てるクイズで
8
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神田央子
夕風の立ちそむる頃三日月はすみれ色した空にかかれり
21
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秋日好
老い急ぐ吾の身体は指先も視力の先も覚束ないのに
12
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秋日好
字が上手い手先が器用とこの頃は劣等感を覆される
8
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秋日好
団欒の食卓テレビがかき乱す知人の転職先が倒産
10
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詠み人知らず
曇天の心の奥に太陽が あるとしたなら 根拠がほしい
15
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桜田 武
十二月八日血の流れ始めし日あの昭和の狂二度と起こすまじ
6
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野々花
若い子の歌いし歌が分からずに懐メロ探すおばさんふたり
11
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野々花
今日までは天気がいいと天気予報シーツを干すかこの身を干すか・・・
14
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舞
おみな持つ哀しき性や恋知りて落つ泪さえ薄紅に
12
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野々花
歳重ね夫婦の会話減ったけどお礼の言葉は増えた気がする
17
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らぷみ
今ならば胸まで張って言ってやる「狂わぬ恋など恋ではない」と
11
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恣翁
溝溜めの底に あの夜の寒さこそ 捨てつる出刃と残りたるらめ
11
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なつを
約束も希望も持てぬ恋だから苦しさばかりしんしん積もる
8
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なつを
いつもより身を寄せ合ってポケットの中で繋ぐ手雪の降る夜に
7
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へし切
冬なのに木瓜よおまへも惚けしか季節を知らず花咲かすかな
26
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夢士
甘くなる頃合ひを見む吊るし柿一夜遅れて猿が持ちさる
18
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鴎
消費期限過ぎたおにぎり ピザのあと腹に入るるはただ逃避なり
3
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鴎
風呂出てせねばならない洗濯のボタンを押せりただ無心に
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