名鈴のお気に入りの歌一覧
みをつくし
壽ぎの荷を通さぬと名月の 峠の悲話に清盛の影
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緒川みるな
ゆくリなく御世話になりし恩師逝く烏羽玉の闇に泪零るる
5
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はなしのぶ゙
透きとほる風に揺られて沙羅の花こぼれるままに白かさねゐつ
1
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みのる
溢るるは光の灰よ 静寂の告げなんことに耳傾ける
2
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トウジさん
布引の滝音深緑に溶け入りて 小雨静かな宮人の歌
3
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KEN
雜沓とネオンと中の靜寂に僕の言葉は雨粒のよう
5
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可不可
こんなにも静かな君は初めてで 何きりだすか 耳ふさぎたい
3
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青き銀椀
息だけが聞こゆる捕手の面の奥いざ投球の時しづ構ふ
1
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艸介
異国の唄のただやふ香を啜る 静かな午後の珈琲の味
3
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水紫
放課後の静かな図書館ただひとり勉強の音立てるシャーペン
2
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里香
鍵盤に苦労の指をそっとのせ 静かな音色 涙の音色
2
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舞
知らぬ花 図鑑に探し 枯れるとも 名を書きとどむ 静かな午後に
2
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横井 信
ゆっくりと出て行くバスを見送ってやけに静かな夏の夕暮れ
3
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片井俊二
砂浜に静かな夏は訪れて波は連れゆく君の名前を
3
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おじい
うつつとも 夢ともつかぬ 水音のやがて夜明けの 蜩となる
9
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舞
知らぬ花 図鑑に探し 枯れるとも 名を書きとどむ 静かな午後に
9
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舞
「夕焼けが綺麗だから見てみよ」と同じこという妻となき母
10
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横井 信
まだつづくきつい残暑の夏バテにそっと並んだ季節の野菜
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はなしのぶ゙
独り見し枇杷色の月を貼り付けるわれの鏡よかがやきを増せ
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はなしのぶ゙
ひと日づつ過去へと流すカレンダー川面は秋の光りをゆらす
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