名鈴のお気に入りの歌一覧
ななかまど
新たなる生活様式さけられず会いたき人に会えぬ七夕
11
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森川
猛烈な 日差しを浴びて うなだれる 稲穂の姿に 励まされたり
8
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みをつくし
歸省してふと思ひをり世に出でて動きし齒車止まるを得ずと
25
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鴇乃
酉の刻 家路に記憶重ねれば 人のありける侘しい景色
4
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西村 由佳里
声だけのつきあいだけど想像す絵本手に取り笑うあなたを
5
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樟明子
かなへびの跳ぶ跳ねる狹き庭いのち溢れるしあはせの庭
8
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舞
神庭へ昇る光りの階しの秘跡のごとく立つ朝かな
10
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深谷真雪
我の中棲む怪物の正体を突き止めた今なら向き合える
3
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おじい
ゆふがほの ほのかに青む 刻ありぬ ふっとまぼろし ならぬもの見つ
10
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千映2
コロナ禍で脳も体も怖気ずく高齢の夢もそぎ取られてく
5
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詠み人知らず
浮かんでは消えて無くなる言の葉よ人生だけはリセット出来ぬ
5
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横井 信
それそれの街に降り積む月あかりそっと集めるささいな暮らし
13
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鴇乃
疲れ果て 弱みいづれば仕舞い込み 誰が為あるのか理想のわたし
4
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青き銀椀
毎朝の一二分なる会話して口調の少しずつ合へばなり
10
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うすべに
焼く残暑 一息ついて眺めれば 愛宕の空に熱い夕焼け
8
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水紫
垣間見て聞きし声こそ思い出で甘い橘香るあの時
4
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樟明子
日傘さしマスクをつけて家を出るいつもと違ふ夏の子どもよ
5
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KEN
法師蝉 上枝下枝に 百萬遍 無縁佛の 供養の七日
11
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里香
しとしとと雨降り続く日暮れ時 林の闇が心が深まる
6
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艸介
内よりも涼しき外に吹き渡る風に響くは松虫なりけり
5
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