名鈴のお気に入りの歌一覧
KEN
發つ山路 忘れ肩身を 不如歸 羽根のひとひら 花と殘さむ
12
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横井 信
少しずつ夏の記憶を消してゆく暴れる風に木々はざわめく
14
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うすべに
露結ぶ 昔の人は珠と見た 月夜の稲穂虫の音を聞く
4
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樟明子
ささやかに生きてる人の魂は護られてゐる光のなかに
5
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朔夜
手放しで自分を誉めたらいいんだよ黙っていても誉められないもの
9
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艸介
挿げ替えてまた入れ替わり立ち替わる然して何も変わる事無く
5
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青き銀椀
よちよちと幼き猫の歩みたるこの大地なる地球の息かな
11
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水紫
真っ暗で不安な時こそ前向きに出口に向かって日々励まし合う
4
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滝川昌之
誰の手に戻りたいのか秋風の浜に漂うビーチボールは
16
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ななかまど
夕風がすだれの裾を這うときは寂しき秋の始まりており
12
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時定
入道の雲をまといし夏空よ雷光無けれと今日も祈らん
4
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葭堂
眩しくて 手のひら越しに 見る君は 色淡くして 夏に溶けゆく
4
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艸介
この三月 伸びに伸びたる叢を 刈る鋸の音に夏は暮れゆく
8
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舞
朝夕は秋の気配や鱗雲胸すくほどの空の高みに
11
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おじい
若き日の 名残りを印す 老班に まぼろしを追う 夜の背が痒し
3
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青き銀椀
ポケットの中の礫を握り締め満ちゆく月の誰ぞ知るらむ
9
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ラベンダー
黄昏は 風切羽を 目一杯 広げた鴇の たおやかな朱
12
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KEN
六六魚 ゆらゆら濁り 蓮の陰 妙法蓮華の 功徳を泳ぐ
14
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青き銀椀
夜半の月 町敷き詰むる虫の声 仄かに鳴けば今に気付きぬ
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横井 信
マスクしたままに過ぎ行く夏の日にもう半分の月は見下ろす
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