あそびくものお気に入りの歌一覧
紫苑
あやまちの舌に結べる桜桃の茎のしなりよ日の翳りけり
9
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木綿
きっと、とか ずっとだなんて幻想と 知ってはいるけど言いたくなるね
6
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めいこ
金鍔をわけて帰らむ夕さればおぼろの春に月出でしかも
11
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れお
色づいて始まる葉っぱの旅立ちを人間だけが終わりと嘆く
7
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詠み人知らず
「好きだった」風の噂を耳にして恋しくなった女友達
6
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あき
上ばかり下にばかりは目をやって中間などは見落としている
19
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恣翁
水温み 黒ずむ泥を縫ふごとく 一筋の澪 銀に光れり
22
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詠み人知らず
お茶碗のごはんをぱくぱくほおばって「きょうちゃんクジラみたいでしょ」
5
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七色コイン
学校で一番チビなガキでした。その隣にはきみが居たから。
6
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詠み人知らず
恋人よ君の左の肩ばかり濡れていたんだ一つの傘で
32
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木綿
おそらくはきみよりもきみの横顔をよく知っている それで満足
6
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みやこうまし
梅が枝に紅白にじむ花衣重ねて振れり新しき春
8
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詠み人知らず
彩とりどり団地に干せる布団には 貧富を越えて陽光そそぐ
18
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希
雪解けのあかるい朝の真ん中にただ立っている立ち尽くしている
5
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舞
春雨の色に染まるや雪なるや弥生に白き水仙の咲く
9
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光源氏
うたかたはただひたすらに歌ふのみ命のかぎり憂きし世を見て
13
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詠み人知らず
季節ごとかへし色紙の伊勢型紙櫻にかへて春の氣をよぶ
18
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光源氏
あはれとは身にしむさまを現せり無情有情の悉くなり
15
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詠み人知らず
咲き初めし梅の花びら散らすやうな冷たき雨降る啓蟄の朝
21
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浅草大将
花のうへに月影あはく差しそへばおぼろ匂へる梅の下かぜ
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