名鈴のお気に入りの歌一覧
赤石仙人
文集で再會をするわが君の甘酸つぱくもほろ苦き文
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赤石仙人
高校の同窓會の文集に綴られてゐるそれぞれの春
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青き銀椀
をのこともをみなともつかぬ春信の浮世絵を模写しつる夜哉
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おじい
背を丸め よき転生を 請ひ願ふ 椎の根方の 母の抜け殼
6
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青き銀椀
今日はまた今日で終はれば夕映へのコントラストで日のエピローグ
8
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青き銀椀
銀色の声音涼しき夜半の虫遠く耳鳴りのごとく聞かしも
12
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横井 信
草むらの虫の音色を数えてる行くあてもなくただよう夜風
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青き銀椀
千倉より あふのけになり星空へおーいおーいと泣きにける夏
8
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樟明子
亡き人の誕生日を迎へた日歳重ねるか迷ひ數へる
8
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高松 蓮
あと二日 夏の終わりを 惜しむよに ベランダキャンプで 線香花火
4
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谷村思亜
しあわせになる方法はたった今 しあわせな事を感じ取る事
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山の収
口元の彩無き人のすれ違う祭り無き夜の都しずかに
3
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山の収
蓮の葉に起つ花つぼみ薄桃の見上げし雲間に浮かぶ山あお
3
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ななかまど
鳥海山入道雲を背に負いて美しき姿を海に描きおり
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トウジさん
蛙どの同じ道なら灼熱の 大地選ばず小川に託せ
6
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やまざくら
朝靄の 白樺林に 誘はれ 詰め草白き 夢幻を歩む
6
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舞
いずこかで鳴き初む声の鈴虫の弔う夏の吾のいち日
8
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おじい
法師蝉の 世は昏みつつ 慌ただし 諸行無常の こゑ聲かすれ
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び わ
夏過ぎてコロナも少し遠くなり美しき秋食を楽しみ
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青き銀椀
忙しなき一日終へて夕光の車の室は今帰路にあり
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