名鈴のお気に入りの歌一覧
樟明子
ウイルスが日々の暮らしを壞してく深く沈みし膿溢れ出す
5
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舞
咲く時を知りてぞ咲ける秋桜にまた時を告げ雨は滴る
7
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つばす
早朝の空に現れしうろこ雲 秋の気配か空気が変わる
4
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おじい
八月の 癒ゆることなき 悼みあり 手足なきもの 蟻が引きゆく
5
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詠み人知らず
大丈夫ハッタリ笑顔が仇となり負荷がかかって目から血が出る
5
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詠み人知らず
すり減った分だけ心折れやすく啓発本などポチる夜更に
8
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青き銀椀
病み臥して歌を手直す今宵見る丸き月よりまろやかに詠まむ
9
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朔夜
デジカメは君だけ見てる君の目はレンズの斜め後ろを見てる
5
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横井 信
自分より大きな影を追いかけて歩きはじめた夏の思い出
12
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樟明子
稻の穗の眞つ直ぐに立ち緑なり入道雲は白く輝く
6
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稲千代
上つ代の名もなき民のなげきをば歌なかりせば知られざらまし
12
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谷村思亜
昼の日は 憎しみなんか溶かすよう そして祈りは通じやすけり
3
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Chico
ふ う り ん の みぬちにわたる靜けさに わが光彩のふかみどり増す
11
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はなしのぶ゙
茫茫と聞こゆる波の音の間をさがしてをりぬ亡父の声かと
4
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はなしのぶ゙
黄泉にやすらぎあらむ母よ母 明日はあなたの荼毘の記念日
3
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トウジさん
隅にまで鳴きに来たかや法師蝉 茜の雲はもう細いよと
8
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ななかまど
陽が落ちて涼しさこいし秋の耳ころがるようにひとつ鈴虫
13
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Chico
促促と前傾をなし をみなへし 疾走始む播州平野
9
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赤石仙人
いつまでも青いままかと云はれどもあの頃のこと忘れ難きに
3
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赤石仙人
人生の一齣でしかなけれども瞼に浮かぶ懷かしき友
4
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