桃山のお気に入りの歌一覧
みっさん
いつの間に秋風吹くやハンガーの袖通さぬ夏服あるに
7
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舞
わらす子はどんだぁ夢みる そのまなぐ わだば忘れた空の色だべかぁ
5
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朝比奈
東雲の小暗き中を浴場より爽やかに一人回廊を戻る
15
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葛城
無機質なブロック塀の佇まい手間の要らぬを今は羨む
14
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ひげじぃ
ひとり逝きふたり去りゆく秋の入り 生きることとは生きつづけること
11
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トウジさん
秋祭り太鼓と笛の入り混じる希望と寂寥迫る退職
9
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名鈴
かき数ふ 二上山の 花巡り 一足ごとに 指折りつつ
12
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名鈴
人踏まぬ 庭に茅の 茂るらむ 燕去にて 静まれる宿
17
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名鈴
つばくらめ 古巣は親が 守るとや 雛飛び立たば 里見返らじ
13
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橘
秋冷と呼ぶにふさわし今朝の秋羽毛の掛布足で引き寄せ
12
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橘
フライパンもレンジも使わず解凍でおべんと作りも上手に時短
10
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河のほとり
小笹原風吹くなへに空澄みてそよや見し世の月のおもかげ
11
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河のほとり
かにかくに憂き目を見れど幸いに思ふは妹とある世なりけり
11
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河のほとり
憂きながらさまよふ浜のいづくにか我が身世にあるかひをとるべき
10
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河のほとり
今はただ闇にまよへる心地して死なずはあれど生けりともなし
12
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河のほとり
人の世は険しき坂を行くがごと急げばいとど苦しかりけり
9
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音弥
赤と青いろの氾濫まちなかは必要以上の陶器あふれる
13
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へし切
斯くばかり自宅にひとり見放され捨てる命は悲しかりけり
14
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び わ
散歩道ネコジャラシ消え処分さる人の都合で儚き命
7
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舞
ブランコをこぎし子どもら笑いつつ空を見上げる黒き瞳で
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