あまおうのお気に入りの歌一覧
守乃みさと.
あの人とあの娘が去っていく時を息をせず待つ 文月、青葉闇
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もなca
喧騒にゆがむ都会の夜の隅でひっそり羽化する蝉たちの夏
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詠み人知らず
冷房の効かない駅の待ち合いで セスナ落ちたと ニュースが流れ
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ミミンガ
お盆には 帰らないよと 言う息子 ただ元気なら それだけでいい
17
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コーヤ
打ち上がる大輪の花キラキラと雨降るように散り消えゆきて
16
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コーヤ
赤に青とりどりに咲き散る花火心奪われじっと見つめて
14
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コーヤ
小花咲く線香花火じっと見る早散りゆきた母が浮かびて
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小林道憲
わが胸をゆするどよめき 夏の日の海辺の波に寄せる恋しさ
20
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風花
招待状来ぬを陰謀と恨み節手違いと知り敵を味方に
13
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もり
あの人が見えなくなった街角は裏切りのって名所にもなる
8
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只野ハル
聡明な女でなくてもミキサーの大根おろしはダメだと気付く
8
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只野ハル
入院加療中と記された暑中見舞い届きその人を思う
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只野ハル
ひまわり畑の上飛ばされて行く赤いリボンの麦わら帽子
15
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夢士
常磐の動かぬ道の分離帯夾竹桃の咲き始むなか
15
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林林
親と子で揉みくちゃになり朝昼晩ノンストップの夏を駆け行く
14
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へし切
ありがたや 今日の一日の無事なれば あしたはあした 良きこともあれ
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只野ハル
建築の陰から陰に潜み行く市街戦だと思う夏の日
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潮月繁樹
華やかに夜空に咲きし大輪が川面で揺れるて儚く消ゆる
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詠み人知らず
貴方へと声には出さぬことありき 見つめられ今貴方の花に
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千映
歳重ね 汗はかかぬという人の吾は信じられない汗っかき
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