五穀米のお気に入りの歌一覧
紫草
異界にも春夏秋冬あるらむか季に残さる淋しいきもち
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詠み人知らず
エクセルに溜めた戯作に価値はなく 読み手が決める 快 不快 無視
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inosann
客宅の痩せし老人が少食に「枯れ木に水を注す如く」と言う
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みやこうまし
叡山を降れば赤き曼珠沙華 大原の里指し示しおり
13
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紫苑
秋の陽へふと笑まふがにくれなゐの松葉牡丹のふはりとひらく
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いちにのパッパ
今ここで逆立ちしても仕方なく妻のお腹の逆子をさする
5
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詠み人知らず
筋肉を賃金にした時代より 健康害すPC作業
11
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詠み人知らず
赴任地へ我を運びしのぞみには ふあんふあんと警笛の鳴る
13
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紫草
茜色射し込む空を蜻蛉飛ぶただの一匹秋の真中を
14
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詠み人知らず
落とし穴掘って自分が落ちている 計算高い吾は出世する
9
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みやこうまし
軒先にぽつんと光り柿の実の下がりてありぬ暮れの落柿舎
13
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詠み人知らず
ねばねばと蜜ほど甘い恋の歌 おくび抑えて戒めとする
12
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紫苑
まなかひにひろごる闇をうつ指のかずこそ知らねあふれくる水
11
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恣翁
灯も点けず 肌も露はな彼の女は 月上らねば闇に沈みぬ
14
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詠み人知らず
濃い夜を瞬時に破るコンビニの 灯りに負けて朝が寄せくる
9
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恣翁
松籟に撒かれし塵や 雲と化し 月にかかりて煤けさすらむ
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浅草大将
あしひきの山田もいつか荒れはててくがねの実り今や昔に
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詠み人知らず
すれ違う電車の窓にふと浮かぶ 悪魔を見たり吾の裏返し
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inosann
すじ雲が大気の高さあらわして四方を見下ろす秋の青空
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詠み人知らず
うどん好き高じて各地歩けども 淀屋橋より美味いものなし
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