たけくらべのお気に入りの歌一覧
只野ハル
左肩が雨に濡れるけれど君の右肩が濡れなければいい
21
もっと見る
麻
霞みたつ杜に宿りし百千鳥うた声のみぞ澄み渡りける
23
もっと見る
リクシアナ
融雪に傾く姿廃屋の去年の落ち葉に雨おもき春
16
もっと見る
リクシアナ
麻の葉にその手誘う枕紐おちる名古屋の太鼓の声よ
8
もっと見る
ながさき
雨が降る 久方ぶりに 雨が降る 季節は動く 止まることなく
32
もっと見る
工藤吉生
赤がありオレンジがあり青がある計算通りの花園に雨
10
もっと見る
篝火
春の地を 濡らす柔らかな気配 七つ下がりの雨は君に似
8
もっと見る
舞
若菜摘み野ゆき山ゆき早春の生でる命を食む夕べかな
23
もっと見る
灰色猫
ほんのりと 桜色した 白蛇が 枕元まで 春を告げ来る
37
もっと見る
林林
「シャッターを押しましょうか」とお向かいの病床見舞う 乙女の笑顔
20
もっと見る
リクシアナ
朝粥の白さに散らす針生姜うすら寒さを辛味でとばす
22
もっと見る
月虹
君こそが神秘の宇宙甘やかに動く理由を僕は知らない
27
もっと見る
へし切
これと言い為すことも無く 退屈な日々を過ごすも 楽しみもあり
25
もっと見る
夢士
檜原の宿に一泊春の宵蕗の薹摘み一献交わす
19
もっと見る
紗紋
うた詠ふ八千代に渡れこの想ひ弥生の風にいのり託して
12
もっと見る
けら
雨待ちの朧月夜にほろほろと 誰ぞ慕いて鳴くは山鳥
15
もっと見る
リクシアナ
宵の雨センサーライト点灯し竦む猫の子小脇に抱え
11
もっと見る
コーヤ
虫たちは春めく野辺をぞろぞろと微笑む花にキスして回る
18
もっと見る
詠み人知らず
目覚めから寒気を背負い眠るまで 友になりえぬ 震えと歩む
22
もっと見る
デラモルテ
春淺き睦月の去りて寒さ過ぎこころ安らぐ仲陽の候
12
もっと見る
[1]
<<
364
|
365
|
366
|
367
|
368
|
369
|
370
|
371
|
372
|
373
|
374
>>
[408]