螢子のお気に入りの歌一覧
まるたまる
暗闇に混然として脈を打つ善意の人も悪意の人も
17
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浅草大将
ひさかたの月のひかりに一すぢの望みを誰かみやぎ野の空
26
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紫苑
詠はむとするも日暮れてとつおいつ震災詠のかくも重かり
11
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浅草大将
一群の菜花は土手に咲き初めてなほ陸奥へ行く汽車は来ず
25
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恣翁
重過ぎて 詠むも憚る 歌心 今は黙して 溢るるを待つ
91
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詠み人知らず
希望から生まれる明日を信じやう授けたいのちの盡きるその日まで
11
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浅草大将
その腹は切る甲斐もなし買占めし飯を詰込め破るるまでも
18
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falcon
地は裂けてむなしき腕なみに消ゆひとはかくまで哀しく弱き
17
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浅草大将
浪越せばこの世もすゑの松山にかけし常盤の夢ぞかなしも
15
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トーヤ
掴み取る未来という名の希望たち絶対、復活してやるからね
9
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白亜
号外を受け取る人の手の中に 浮かぶ現実「犠牲者、万単位」
7
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まるたまる
無事でいて!祈りを込めて一行のメールを今日も送り続ける
14
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ふきのとう
晩春の冷たき雨に泣き濡れて椿一輪はかなく落つる
15
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浅草大将
生きむとて胸に炎は燃やすとも永遠に消すまじ今朝の淡雪
20
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十六夜
ヒヤシンス小さな花にひとつずつ込めた想いをあなたのもとへ
6
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浅草大将
春なれど心さむきに耐ふる夜はせめて思はめふるさとの花
20
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白亜
書き留めた三十一の文字たちは 静かに鼓動を響かせている
9
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ほたる
未知数の種を抱いて人として生まれたはずです 桜咲く頃
13
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紫苑
春まだき朝の鐘の聞こゆれば彷徨ふ己が身をし見つむる
9
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ほたる
どこまでも水掛け論の人生を少し休んで一人を楽しむ
7
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