名鈴のお気に入りの歌一覧
KEN
ねこじゃらし 吹く風と戲れ 誘へども 夜露乾かぬ 子猫は静か
12
もっと見る
さちこ
傘閉じておんなじ雨に打たれれば友と認めてくれるかハナミズキ
7
もっと見る
灰色猫
草枕ひかめく月の肌ざわりあなたのようで伸ばす手のひら
9
もっと見る
灰色猫
雑草に罪など無いと訴える我が手をはばむ猛きかまきり
15
もっと見る
空き缶
眉山とはよく名付けたりなだらかな眉の山には秋天栄ゆる
2
もっと見る
灰色猫
茜落つすずろぐ月のさやけさに重ねし肌の冷たさ忍ぶ
11
もっと見る
灰色猫
今だって死んでいい気がしてるのに愛と平和にしゃぶりついてら
7
もっと見る
トウジさん
心根は如何なるものぞ解くを得ず浅葱と朱に差分けし天
7
もっと見る
ななかまど
夕べには夕べの月の思いあり今宵は一献今宵の月と
15
もっと見る
滝川昌之
運動会日和となれど祝砲も響かぬ空の高さ虚しき
17
もっと見る
みをつくし
群青の空に水引く流れ星 煌き入りぬ深山の果てに
19
もっと見る
緒川みるな
ひさかたの月下美人は闇に咲く想ひを祕めて玉響の戀
4
もっと見る
ねむい
長月の肌寒い朝 一匹の蝉が誰かを探す絶唱
7
もっと見る
梅星
浮舟はこがれまつほの浦みつつ秋果てる月いづちゆくらむ
5
もっと見る
舞
ひと絶えて古き夢なる兵の城址に寒き秋風の吹く
15
もっと見る
おじい
落雷の 折れ凄まじき 一閃に 壁の鏡は 深き罅負ふ
11
もっと見る
縫
一思い篠突く雨に引き裂かれ憂う隅まで秋が降り込む
6
もっと見る
さちこ
暗中の一縷の光ただそれにこたへむとして力湧くなり
11
もっと見る
詠み人知らず
時として怒り悲哀の淵にいてその湖に己を映す
4
もっと見る
横井 信
涼しげな風に吹かれて立ち止まるアキアカネ舞う川のせせらぎ
14
もっと見る
[1]
<<
353
|
354
|
355
|
356
|
357
|
358
|
359
|
360
|
361
|
362
|
363
>>
[627]