河のほとりのお気に入りの歌一覧
紫草
匂えども泰山木の白い花零れ落ちゆきままならぬ生
15
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紫草
涙目で「夫が好きな花でした」 紫はななの種もらいうく
13
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葡萄
鏡なす水し無ければ天を翔る真澄の月を如何に狩るらむ
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詠み人知らず
あをさぎのこゑのふかさに知られけり汝ゆく空と朔の闇
11
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紫草
筋かたき蕗を煮しめて偲ばるる姑の面影醤油の香り
14
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紫草
母子草綿毛にくるまれ揃い咲く娘戻らぬ知らせ届くに
14
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幸浦佳
シリアスを一日以上やれるなどこれっぽっちも思えぬ人生
3
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幸浦佳
私の顔にデカデカ書いてある不満の二文字ファンデじゃ消えない
6
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幸浦佳
吐く息の色が薄まる春の頃伴に過ごした記憶は霞む
5
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幸浦佳
不眠なら早起きできると前向きに3時の起床がよい心持ち
5
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幸浦佳
水底に沈む心地で汽車は行く宵闇深き山のトンネル
6
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幸浦佳
月曜がドアの向こうに佇んでノックの機会を伺う気配
9
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falcon
青雲の夢ははかなく消ゆるとも荒れ地に生くる麦とならまし
13
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falcon
荷物積み台車を押して駆けてゆく人を追い越す雨間のつばめ
17
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falcon
いにしへのラインの民の禍歌の指輪とぞ見るくすしきひかり
15
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falcon
五月雨のなべてを染めてふるさとはみどりまさりて駒鳥のこゑ
17
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falcon
絹を干す高き櫓にはつ夏の風吹き入りて千草ゆらめく
11
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falcon
山里は風なつかしくにほふかな白きたちばな駒鳥の声
15
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舞
密やかに誰がために咲く黄の色に君をかさねる名も知らぬ花
14
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舞
風鈴の音も新しき葉桜を吹きぬける風颯爽と晴れ
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