澄舟のお気に入りの歌一覧
秋原硯
痴話喧嘩耐えきれぬから家を出る街の灯りよ無関心でいて
6
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林林
一本の大樹になりて地に深く根を張り巡らせてゆく瞑想
29
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詠み人知らず
アラスカゆ狼の遠吠えレポートさるる死ぬ前に見たき場所ひとつ増え
8
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亀王
はずすのはとくいはめるはふとくいなそんな指もち男だと思う
3
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絮谷新
貝殼を砂丘に拾へば薄紅の内耳の渦に馨る潮風
26
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吉野 鮎
傍らに穩し寢息の幼子が柔きゆびもて吾を確かむ
8
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木々
えいえんに詠まれぬらしいと呟いて きみの詩集はひゃく円なり
4
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優器ルミネ
さらば津々浦々の日々よ僕らはただ前を向きまだ船を漕げ
7
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林林
「この子はね総理大臣かわいいの」少女よいしょとベビーカー押す
24
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舞
月影の凜と照らして寒椿音無く朽ちる花のみだらに
14
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芳立
ふきはらふ蒼き北風背に染めて白さ光れる富士の線かな
14
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有賀亭小太
ぽっかりと心に空いた穴に効く 薬はいらない 言葉をください
13
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Taitea
ふぁっしょんは多少我慢と九分丈のふるえる膝はかっこわりーや
3
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Taitea
出せるうち脚出す氣概の乙女たち凍てつく都會に立つアマゾネス
5
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石川順一
遠花火青田道から見て居れば音の振動は確実に伝わり
17
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詠み人知らず
文語文法 いざ学ばんとひもとけば ドチャクソむずくて涙目となり
10
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リクシアナ
馬車馬は初荷の橇を解かれて雪の厩舎で泥のように眠る
28
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灰色猫
泉へと呪いの指輪を沈めゆくもう誰も苦しまなくていいように
20
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夢士
三が日終わりて明日は孫去りぬ残る爺婆羽を休ます
19
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工藤吉生
秋が来る 床屋の椅子に重大な秘密があってほしいと思う
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