河のほとりのお気に入りの歌一覧
あまおう
漆黒の闇とて凍るいかづちにふと現るる我が道標
21
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舞
傘あふれ肩へ流れる黒髪を濡らして飾る梅雨の白珠
8
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舞
朝にはまた歩みゆく男の子なりこの夜は臥せん酔いて語りて
7
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白亜
路地裏のかすかなあかりは子らのもの 日に捕らへられぬやう駆けてゆけ
14
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白亜
尽くるまで離れじと決めてみぎはの洋琴のひびきに染む波の音
7
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白亜
そそぐ陽の地に織りなす文様をふたりの靴に写し取りたり
13
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白亜
陽のなかにひりり、ゆびは冷たくて だれかの傷に触れてしまった
11
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光源氏
御心を吉野の山に入りそめてひとへの戀の絶えじとぞ思ふ
10
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光源氏
我が背子はいづく行くらむ陸奥の水夫なき舟ぞ今日も愛しも
9
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光源氏
花櫛の結ひて艶めく黒髪に我いざ濡れな明けむ朝に
16
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詠み人知らず
紫陽花の 移ろう色を 知らぬまま ただ雨を乞う 舞舞螺
25
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詠み人知らず
いつの間に 舞い込んできた ちっぽけな 七星天道 窓辺に放す
13
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葡萄
咲き初めし薔薇にやどる香の露を濡ればや染むらむ汝の唇
18
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葡萄
細蟹のいとど張りたる罠知らで月の窓辺を越えて墜ちぬる
20
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光源氏
村雲に羽うち交はすほととぎすうらかなしけを置きてとどむる
10
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光源氏
しのぶれど乱るる雲の絶え間より心まどはす月のみぞ見ゆ
12
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光源氏
もののふの千古の夢のむなしさよ今はむかしの跡もとどめず
13
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光源氏
朝顔の花のさかりを見るからに何を恨むやかかるをりふし
20
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光源氏
ふる雨に心も深くわびぬれどのちの逢ふ瀬を願ふ水無月
16
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風蘭
センダンの木かげほのかにむらさきのすがしいかおりうたう緑風
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