河のほとりのお気に入りの歌一覧
まるえふ
現場終え雨の阪高走ってる我が家横目に会社へ「帰る」
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まるえふ
終幕の余韻は女が詠めばいい男はどこ吹く風のうた詠め
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紫苑
汝がつかふ三時の魔法ふうはりと紅茶の湯気はさうびを描く
9
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紫苑
罪ひとつ作らするかに立ち尽くす葵の花のくれなゐ深し
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詠み人知らず
白山の岩のせせらぎ清らかで 美味なる米と酒出來るなり
7
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詠み人知らず
再びの出会いは突然訪れて 六匹の母 我を見据えり
9
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詠み人知らず
ゴミ漁る 野良猫追い立て よく見れば お腹大きく 懺悔する我
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桜園
二階まで繁れる樫の木剪定す庭師の汗の輝きて見ゆ
20
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桜園
軒下に弱りて眠る野良猫に餌やりゃいつき住み家となりぬ
7
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桜園
お風呂入れ医者にも連れて野良猫は元気になりてわれになつけり
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風蘭
雨雲ときみが近づくのはわかるそわそわするし動けなくなる
16
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風蘭
まだつよく吹く風のこる青空のうす綿の雲とおくに映える
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詠み人知らず
あかつきの風につばさをひろげたるしづかなる鵜とそこからの海
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風蘭
あきらめとたたかっているどちらにもまだ引けなくてにじり足のまま
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詠み人知らず
ありやなしこのちこのよに影をこひ人は果つらむこの雪闇に
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詠み人知らず
乙女らの長靴で石蹴り二つ三つ先にシチリア、コルシカはどこ?
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詠み人知らず
むらたけの風にさわがし笹にごり大屋根の雫の川にまじらば
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あまおう
バースデー寂し侘びしが横たわる死体置き場に苺のショート
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あまおう
部屋に干すきみの下着の藤棚は歌を詠む間にしまわれ悔し
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あまおう
簡単な恋愛もどきの遊びならうちの子猫で間に合ってます
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