河のほとりのお気に入りの歌一覧
風蘭
爆ぜる音響くホームに振り向けば空の低きに咲く遠花火
20
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詠み人知らず
へだててはいかが見ゆらむ人ごころ月玩びこころ飛ばさむ
14
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詠み人知らず
あふるるを涙とも呼べ人知らぬ魂すむ海より満ちきたるもの
20
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桜園
朝の陽に羽化せし蝉のしずまりて息するごとく翔伸ばしゆく
24
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舞
鳴き生きてひたすら鳴きて七日目に悔い無く落ちる蝉骸かな
5
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舞
嗚呼今夜この二三杯軽酒で自白させる気君を欲しいと
8
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舞
薄物の夏装いて黄昏を歩く女性の皆美しく
8
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光源氏
闇の夜に君にそ告げむ山鳥のいかでかしるす戀のゆづるは
13
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桜園
風にそよぐま白き花に魅せられて花やに求むは風蘭なりき
6
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桜園
思ほへず手に入りし風蘭を眺めつつ友の面影浮かべし
8
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桜園
近隣に空き巣入りし報を聞き棒握りしめまんじりともせず
9
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光源氏
いざ汝や花の色香に酔ひしれて憩へや憩へ夜が來るまで
7
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光源氏
いつまでも何を悩むやほととぎすこの世の酒はほどよきものを
8
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光源氏
君は今何を見やりて憂ふるや心にふれし風をへだてて
15
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五穀米
神父さまは律義に葉書の到着に礼の電話をかけて来れり
4
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五穀米
冷房のビルを出ること四時過ぎは陽はやさしくて風もそよげり
9
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詠み人知らず
ゆきまどふ雲の朝のひと鳴きにをちこち応ふる蝉のこゑかな
17
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住川幸
綾をなす緑ひとつの名も知らず野辺を山辺をただ夏と呼ぶ
41
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舞
不条理と片付け酔いしこの夜の酒こそ苦しサラリーマンの
7
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舞
ひと夏を鳴きて過ごせよ蝉よ鳴け命尽くして鳴けよ鳴け鳴け
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