河のほとりのお気に入りの歌一覧
浅草大将
いまだしも色をかへでの下風に秋はたつ田のかすかなる声
10
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もなca
河川敷寝ころんで見る君と吾に祝福の如く降る大花火
15
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もなca
涼風の朝な夕なに吹きぬけて目には見えねど秋はしのびぬ
13
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もなca
西の空陽が傾けば河原に群れて飛びかう秋あかねかな
12
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紫草
一陣の風に揺られし夏草に何や蠢く鼓動の聞こゆ
11
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紫草
この世界澄みし瞳で眺めたしメガネのセルは耳にくい込む
12
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舞
鳴き果てて力尽き落つ蝉に吹く風弔らいの盂蘭盆会かな
12
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舞
ゆく夏の思い出懐かし蝉時雨れ貴女の髪の涼やかな香の
6
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紫苑
天をさす指のさきに弔鐘の音の果つるもかなし長崎の空
16
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紫苑
夾竹桃の梢はつかにうなづく日わがたくらみの美しくあれ
10
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風蘭
月明かりきれいな夜でうちわ持ち洗い髪のままそぞろに歩く
16
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風蘭
日々のいろ歌にうつして五ヶ月のあいだに咲いた三千の花
24
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風蘭
蝉の声まばらな朝のすず風に孕んだ秋の訪れを知る
24
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光源氏
白雲のみだるるほどに我も散り見渡すほどの天を駆けたる
7
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桜園
暑き夜に幾度も寝返り繰り返し夜明けを待ちぬ歌を見ながら
14
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桜園
またひとつ命終へたる悲しさよ庭の落ち葉に蝉ひとつ落つ
18
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聴雨
くれなゐに灯る言の葉ひもといて秋の声きく愛しき夕べ
7
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聴雨
枕辺に恋うたひとつまたひとつ夢の路ゆく君を追ひつつ
6
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光源氏
うつせみの人の心も知らずして雲居のよそに隱るゆふぐれ
18
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紫苑
紫蘇の実のかをり立ちくる夕ぐれに涼風はつか色を増したり
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