風花のお気に入りの歌一覧
秋日好
昼休憩庭のテラスでくつろぐと背後から真名 重役の声
10
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秋日好
千五百不法移民が海底のトンネル伝って国境目指す
12
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恣翁
淡紅の絹で織られし酸漿の 吊り下がるがに 海月浮遊す
20
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秋日好
同級生再会すればお互いの鞄の中に安吾が一冊
15
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本能寺
階段を登る途中で息が切れ子供に抜かれ笑うしかない
13
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本能寺
キラキラと違う世界を語るきみ趣味は違えどお互い楽し
16
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更紗
ようやくの夏の日差しに蝉たちの声も高鳴る 梅雨明けの午後
12
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そぶ
色褪せた写真のやうなおもひでに涙ひとつぶ滲みぼやける
11
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舞
恋という言葉憧がる少女らもいつの日か知るその苦しみを
17
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千映
小料理屋の ひとみ婆さん PC検索で出てきますやろか? 無理だっちゃね
10
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紫苑
うすあかき月をひたせるさざなみにいま、かたはうの腕がつめたい
11
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千映
殺人的 京の暑さを知っている暑さ乗り切る自信持ってる
9
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falcon
連れゆくは百兒斯の海か大陸か空だのめなるわれらがゆくへ
10
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香月
問ふて尚帰らぬ文を待ちぬれど筆は薄れむ伝ふ涙に
5
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詠み人知らず
しみじみと仙台の夜 小料理の ひとみ婆さん 百まで生きろ
18
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詠み人知らず
長すぎた十万年を生きてきて テラに人間 不要と知った
12
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黒
まだ少し優しい痛みを覚えつつ道行く人の左手を見る
7
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へし切
いろいろに朝な朝なをよそほひし夏色きそふあさがほの花
30
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もり
素麺を一人分だけ茹でることすこしは慣れたふたり用鍋の
16
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詠み人知らず
屁のような軽いテレビの宣伝に ジャニスジョプリン 使うな馬鹿が
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