都詩のお気に入りの歌一覧
悠々
ふるさとの雪もて末期の水となし兄は看取りぬそのいもうとを
22
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詠み人知らず
坊さまの取りい出したるガラケーの 黒より黒く 仏具に見えて
13
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おちふう
雨粒の枯れ木に掛かりて陽に光る白昼に見るイルミネーション
9
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悠々
北国の吹雪は殴る拳ぞと告げたる女(ひと)のことば忘れず
21
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村上 喬
木枯らしに飛ばされぬようたんぽぽは大地にはりつく霜をまとって
17
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詠み人知らず
小蕪の葉 刻んだ朝の雑炊を きみにあげたい 寒い土曜日
21
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薫智
近づいたと思っていても離れてく君に好きだととても言えない
8
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舞
鈴なりの絵馬それぞれのささやかな祈り貴く神居ます宮
5
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秋日好
プレゼントほんとは自分が欲しいだけ夫用にと購入クリック
13
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銀ねず
この空の下を飛び交う電磁波に乗ってふたりのあっ流れ星
4
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月虹
凍結の舗道歩けば星になる君との恋が乱反射して
33
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夢士
年末の喪中のはがき手に取りて仕事仲間の君逝くを知る
19
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矢車菊
弦のうえにコード進行さぐる午後の感情に合う和音が足りない
8
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花音
亡き猫の子らが離れず傍にいて吾の哀しみ無心に見てる
9
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すばる
返事など期待しないで君へ詠む 三十一文字の祈りの言葉
71
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小林道憲
つぎつぎと喪中の葉書届きたり 師走半ばの風吹きすさぶ頃
16
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只野ハル
ただ寒く重ね着すれどまだ寒くかじかむ指でキーボード打つ
9
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詠み人知らず
朝の日に輝いている柚子の実の黄色きわだつ冬晴れの空
23
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亜貴
スマホから顔をあげなよ 星たちがいちばん瞬く季節になったよ
9
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月虹
雪の街時間はゆっくり流れ出す命の限りキスをしましょう
33
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