詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
姿勢よくゆっくり呼吸してみれば心整いリフレッシュする
16
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石川順一
自転車のライトはスイッチオンにして決して付かぬ何時からだろう
13
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もみじ
夕暮れにみなとみらいの街ゆけば灯りのともりジャズの聞こゆる
12
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リクシアナ
火が消えて三日待たされサイホンはひとりぼっちのマスター想う
26
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ながさき
大宰府の 薄れる記憶 呼び覚ます 飛梅便り 聞かまほしけれ
33
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夢士
金箔の寺院を包む雪景色きょうの一枚手に取り眺む
21
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祈り花
手藝品疎遠の友にプレゼント土附き野菜ゐただき嬉し
9
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ラベンダー
まだ寒き 日々続けども 少しずつ 日は高くなり 気持ち春めく
20
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詠み人知らず
日向咲く見目麗しき花よりも日影の花のけな気さが好き
27
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藍子
新聞の投稿欄を眺め見て我の稚拙さ圧倒される
17
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石川順一
壊れたるセンサーライトは直されて屋根の雪まだ落ちて来るかな
13
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絮谷新
ひと買ひが小人をさらひに来る夜の真空管は仄かに明かし
21
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inosann
「楽にして辛いときには逃げなさい」相談室にてカウンセラー言う
26
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まあさ
寒の内 静かな朝の 洗面所 鏡は広く きちんと四角
22
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万陽
ミルク垂る 心の闇を消すように漆黒の珈琲白へ染めゆく
12
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inosann
祖父の死に兄を重んずる反発が後悔の念に変わりし 記憶
16
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舞
幾山河超え来て見ればふたりして苦しき事も笑い話に
13
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詠み人知らず
雪ふりて覆い尽くされなほ残るもののすがたの白きふくらみ
26
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詠み人知らず
何もなく終えらるる日々ありがたし 大切な命感謝して生く
16
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千映
「色白ね」定期健診医師の声はにかむ母に女の顔見た
20
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