吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
とはと
刻々と巨なる人影梁鳴らし見つけ家守と体躯が登る
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とはと
昨日と記し綴じれば年長を歩く母から香る物当て
7
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とはと
子で囲む卓上の字義数かぞえ吠え声を食む室内と犬
6
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inosann
いたずらに不安呼び込みそのままに現実化する現象がある
20
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inosann
秋の虫が眠れぬ夜に付き合って呉れてるようにリンリンと鳴く
26
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inosann
なんとなく物足りないよな心地して 厳しい残暑なかった今年に
19
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滝川昌之
高校で野球部だった先輩が変なパーマをかけていた秋
20
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滝川昌之
秋の日の木造校舎の放課後はきしむ床さえ温もりでした
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滝川昌之
秋はなぜせつない歌に仮託するオサリバンなど口笛にして
24
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あゆか
イベントの試食の豚汁おいしくて味噌を使ったおかず考案
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千映
腑に落ちぬ好々爺はあり好々婆そういわれたいことでもないが
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千映
急な冷え爺婆三人暮らす家衣服の入れ替え歳多い順
12
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千映
杖などはいらぬと見栄をはる翁骨折地獄のリハビリ戦争
10
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千映
吾の体愛の言葉の貞操帯鍵掛けられて日は落ちてゆく
7
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千映
楽天が勝ったからかな遠花火暖房入れる我慢はしない
8
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夢士
バス通り赤き実ひとつころころり雨に濡れてる金曜日・朝
16
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夢士
雨上がりそぞろ歩きの並木道頭上にポタリ滑る水玉
16
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夢士
空低くアルプスの峰雲のなか林檎の里や安曇野は雨
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へし切
野辺みれば尾花がもとの思い草たれを偲ぶやうつむき咲きぬ
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へし切
孫の顔みれば愛しさひとしほに婆居ればなほ嬉しぶものを
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