弥栄成就のお気に入りの歌一覧
舞
葉の陰に知るひとも無く散る花を清かにてらす文月の月
11
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横井 信
いつまでも足踏みしてる夏の日をそっと奏でる雨の楽団
11
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あかつき
弟よ言葉は要らぬ松島でふたり歩いた夕凪の海
11
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うすべに
雨音の小さくなれば待ちきれず 鳴きだす蝉の声に夏聞く
9
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あかつき
美しき友の天差す指先にそっと口づけするオニヤンマ
11
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トウジさん
大丈夫の 父は小さく なりにけり 定めといえど 卒寿過ぎたり
8
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樟明子
母となり初めての夜に罪を知る我が子に與へた死といふものを
6
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ななかまど
雨の日の重い一日を始むべくすいと手をあげラジオ体操
10
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滝川昌之
「電停」と江ノ電の駅 呼ぶ甥は長崎生まれ市電の育ち
16
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あかつき
イントロで色鮮やかに出逢いからリピート再生される追憶
4
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び わ
友誘い中途難聴手話の会新規入会新たな世界
8
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名鈴
梅雨寒に 君は濡ちて 帰り来む 湯浴み支度し 待つ夕べかな
14
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舞
白雲よ翔びては告げよ十七の幼き我に空の青さを
10
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千草ななせ
ぴかぴかと今もかがやく記憶たち還れないけどそれでも淡く
7
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うすべに
雨上がる 梅雨のあいまの薄い陽に 露を透かせるはすの花びら
10
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横井 信
浮かんではこころをゆすり消えてゆく水に流れる雨の静けさ
13
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はなしのぶ゙
海鳴りを貝の鳴きあふ声かとも思ひてわれの音量あげる
4
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灰色猫
満天の神住む峰に降りそそぐ流星たちの交響楽団
12
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あかつき
沸騰して吹きこぼれて火傷して熱しやすくて冷めやすかった
5
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灰色猫
ソプラノが奏でる歌に比べれば全てのアートは比喩にすぎない
8
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