ななかまどのお気に入りの歌一覧
トウジさん
この胸に幾重いかほど積もろうと桜となれば桜の思ひで
11
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灰色猫
泣きぼくろ右に一箇所かわいくて左もつけてかまいませんか
6
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灰色猫
どうしても読めない箇所があるゆえに辿りつけない君までの地図
12
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恣翁
ほころぶる花の匂ひに 風わたる弥生の空は 重たかるらし
18
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うすべに
まぼろしのいにしえびとの袖触れる 春に添い寝の野辺のむらさき
11
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灰色猫
拇の一箇所だけに氣を集め昇竜拳を漣打した日々
6
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滝川昌之
炊き上げた筍に木の芽おく時の板さんの手の菜箸に春
21
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さえね
花びらも雪も分かたぬ夜なればましろき闇に迷いこみにき
12
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灰色猫
うたのわに筍生えて亡き父に供えるために掘りにいこうか
7
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灰色猫
樹木医に庭の桜を診てもらう心を閉じているようなので
12
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鞘森天十里
満開の枝垂れ桜に隠るごと命削りて老梅の咲く
7
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普徳亭大崇
亡き人の 御霊が戻る 春彼岸 寒さも戻る 雨の三月
8
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鞘森天十里
鞍はづし湯気立ちのぼる裸馬バケツに汲みし水飲み干しぬ
8
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横井 信
対岸に若い桜の花開く春の小川に釣り糸垂らす
14
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茂作
春の宵遺す言葉を書き足さん 供への酒は劍菱がよい
21
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桜田 武
四月より孫はもう小学四年速いもの幼児期の写真より
4
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桜田 武
ゼロ戦に憧れし十代前半いま平和求める七十代
10
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桜田 武
「首筋揉んで」という妻のお願い力こめ応える我ら二人
7
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舞
春色の 青空広く 一羽ゆく カモメものたり 弥生サッポロ
7
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鞘森天十里
山村の荒れ田の中の里桜しづかに咲きてしづかに散りゆく
10
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