ななかまどのお気に入りの歌一覧
トウジさん
グローブも帽子も投げ捨て侍は秘めた口惜しさここに晴らすや
7
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Aquarius
二時間の映画よりなお素晴らしいCMと言う十五秒のドラマ
3
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Aquarius
退職後あまりに暇がありすぎて自分にばかり関心が向く
8
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只野ハル
ミルクティーにスコッチ垂らす寒い午後雨の降り出す音がする
6
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只野ハル
退院はしたけれど左の肩と脚に痛みの残る曇り空
1
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滝川昌之
廃線の錆びたレールに寄り添って春と伝える日本タンポポ
23
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広葉樹
このひとは人一倍の人生を生き来しなどと決して言わせぬ
9
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鞘森天十里
「苦手なの乙女椿は完璧で」完璧主義者の君はそう言う
7
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灰色猫
温かく膨らむパンのようだったあなたを埋める木陰の庭に
14
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うすべに
花散らせ茶色くしぼむがくの奥 のぞいて見れば小さなみどり
13
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横井 信
ひんやりと春の朝風吹き抜けてあっという間に呆けたつくし
14
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千映2
一兎追う日々の暮らしが楽しくて手入れ怠う庭にごめんね
10
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茂作
枯れ果てた紫陽花の枝の節節に みどりの芽あり春たけにけり
15
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鞘森天十里
セーラー服のリボンが上手く結べずにまっすぐ飛べない蝶になった日
16
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鞘森天十里
みづくきの岡に聳ゆる学舎の古びて時の流れぞ知るる
4
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虹岡思惟造
渡る人見かけることなき歩道橋タンポポの恕渡り越え行く
13
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舞
夕焼けはルシファーの緋ひとをして恋へと堕とす淋しさげな色
6
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へし切
武蔵野に菜花は咲けり 奥つ城の静かなるかな 春の彼岸に
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千映2
早朝に見た夢可笑し吾の正座現実不可の痛し膝あり
4
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普徳亭大崇
空と海 限りはあらぬ 御大師の 千代経て今も 残る御教え
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