さいおんのお気に入りの歌一覧
ななかまど
黄葉の銀杏を愛でし大切な人現世はやばや出てゆかんとす
16
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へし切
りんだうの花の色こそ咲きそむれ せつなきほどに寂しき秋に
16
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敦希
ほの光る月に背きて眺むれど 狩人に傾ぐ目見冷め弛む
10
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滝川昌之
今俺は枯れても折れぬ野のススキ春の定年桜咲くまで
16
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へし切
ときはなる松は緑に常ならむ いまはもみぢの色まさりける
14
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茂作
霜月と云へども今日の暑さかな いまだに遊ぶ畑に胡蝶は
18
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ななかまど
葉の落ちて寂しき柿の枝の実を朝の光は磨いておりぬ
14
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痴光山
白鷺は脚指をそろへて腹映す黒める川面をなづるがに往く
8
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横井 信
ハナミズキ赤く染まった街路樹を見慣れた朝に見つけた手紙
14
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茂作
すずなりの柿の殘れるかどの家の あるじ病みしと人の傳へる
15
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へし切
いさらなみ晴れにけらしな佐保山の下葉のこらず色づきにけり
13
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なりあきら
もみじせぬ 松の梢も 木漏れ日に 紅く色づく 霜月の朝
12
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舞
すずやかなな珠触れる音の響く間の生まれ恋して人は去りゆく
9
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ななかまど
父逝きて七年の過ぐはるかなる声かぜにのる秋の入日よ
14
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仙人の弟子
ふと思う百年後の世 われ何処 空飛ぶ車 月夜うるわし
7
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杜鵑草
にたらぬももちにも似たる栗月夜 月の桂や紅葉しぬらむ
11
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へし切
沁みついた君がうつり香ほのかほる 秋の長夜をひとりかも寝む
13
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音蔵 雅秀
吾が心 知るはこの世で 唯独り 吾より他に 知る人ぞ無し
6
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凌霄花
鬼ノ城を正面に見据えて鎌もたげ雄々しく挑む蟷螂の秋
15
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KEN
たまさかに 人見て思ふ 昔かも 花野の川辺 悔ゆ事もまた
10
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