行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
水色一揆
空青し換毛の山羊ふわふわと紛れ込みたり春の干し草に
6
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行中納言中将知師
青山を越えんとする鴎の音 響きわたりるかの一ノ谷
2
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び わ
風静か桜散りゆき五月晴れ東の空に朝陽輝き
6
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源 漫
たね蒔きの人らの地顔目に入れば拝まむとする初夏の畑に
7
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横井 信
クスノキをくすぐる風に駆けあがる展望台でつなぐ手のひら
15
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うすべに
葉桜のみどり深まり行く春を 見おくる藤の香りただよう
9
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秋日好
柵の上に山鳩の雛縮こまり冷え込み浴びる立夏直前
7
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青き銀椀
新月の見へずも心見るべきにわが火うつしてきみの火たやさぬ
10
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灰色猫
憂う日も晴るる日もあり身のままに風に吹かるる花にあれせば
23
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源 漫
帰り路のわが羽織をば追ふ風は提灯の火を揺らめかすかな
6
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かるべまり
鉄塔に透ける夕焼け幾すじも溶けひろがって微風をよこす
7
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滝川昌之
渋滞に寝入る家族を恨みつつ辿った家路のなんと懐かし
22
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行中納言中将知師
一刹那迅き車なる窓を照る 木の葉のすきの光なりけり
2
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行中納言中将知師
一刹那夏の来るをば告げるため 鳴きて飛びさる霍公鳥かな
3
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行中納言中将知師
夕されば見ても知らぬは海の 漁火または澪標かな
2
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ななかまど
色湧きて八十八夜の雑木山木々の笑いて山の笑いて
5
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コタロー
野良猫が狹庭の塀をてくてくと何處かを目指し歩ゐてゆきぬ
8
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コタロー
夕暮れの空の高きで雲雀鳴く姿見えねど我を威嚇す
8
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コタロー
夕闇や空は蝙蝠飛び始め池に響し牛蛙の聲
8
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朔夜
日の差せる鉄扉の向こうへ手をかざし風の薫りを肌に馴染ませ
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