灰色猫のお気に入りの歌一覧
舞
木造の校舎替われど故郷に変わらぬままの蝉時雨降る
22
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萱斎院
かげろへば沢のほたる火ほのめきて かなしき鵺ぞ夜にむせぶらむ
7
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芦澤ノリコ
十代の少女でなくとも色恋の歌を詠みたい月を見ている
8
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芦澤ノリコ
才能やセンスは特にないですが生きることには前向きである
5
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芦澤ノリコ
冷房の効きすぎている部屋にいて足元にいる七月の猫
2
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松本直哉
蝶々のかたちにむすぶ帯ゆれて祭り太鼓にいそぐ乙女子
16
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へし切
薄藍の空に浮き立つ百日紅 韓紅に 咲きにほふかな
25
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さきな
切れ長な目の中に照る陽を西へ帰したくない明かす夏の日
2
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恣翁
互ひの意 知り 知らるるを畏れけり 想ひ懸けずば 悩まぬものを
16
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沙久
床に就き 気付けば祈りの 手をしてた「今日も生きたよ」と 神に報告し
12
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詠み人知らず
笛太鼓祭りのお囃子風に乗り夜空に流るる音をひろいつつ
11
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秋日好
テーブルは片付けられて物干しに小鳥と鳩が舞い戻る庭
16
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沙久
理性など 軽く飛び越えて 闊歩する 殺意があふれる 不穏な現代
11
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桐生賄
サマフェスの 子供の土産 かき氷 いきなり旨い いちご味なり
11
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葱りんと
明日もまた お握りいっぱい握るから 流す汗分 強めの塩して
18
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車海老ナリス
世の限り人を守りて死なむとす雨にうたるる橙の花
6
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千映
盆踊り自信なきゆえユーチューブ開いて稽古今夜も涼し
11
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呉竹の憂き節
よしやただ身は鵜飼舟つみながらまた篝火をあらたむるかな
4
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ききゅり
外は雨てるてる坊主が振り向いて笑った気がした窓外は晴れ
3
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秋日好
兄弟の真似して初見の妖精は吾の名前を口にしてみる
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