桃山のお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
積日の労苦を分かちし秋の夜は静謐な膳ふたり向かいて
12
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葛城
舞ひをりて聲高らかに呼ばうかな若き鶺鴒身を彈ませつ
11
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音弥
歌詠みは内緒の趣味をつい酔って滑らせた口後の祭りよ
13
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名鈴
君に添ひ 眺むる何も 輝けり 心ときめき いみじく楽し
11
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ななかまど
秋の陽を惜しむかのよう秋桜はアンティークへと色落としゆく
9
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橘
夏過ぎて季節はずれのアイテムの花火セットを携えデート
9
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朝比奈
いつの間に蝉鳴く頃を過ぎにしや草葉の虫の声を聴きつつ
14
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舞
知り初める雪虫という言の葉を女つぶやき寂し名と言う
11
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ひげじぃ
この海は夏に来た海 君と見た雨虎棲む雨の日の海
13
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恣翁
輪郭に圧さるるごとく 背を曲げて 入り日に向かふ移住者の群れ
13
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名鈴
一条の 説法聞きて 晴れ晴れし この教へこそ 信を致さめ
14
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橘
往年の企業戦士たる父の壮年の姿を今に重ねる
10
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ryotak
皇籍よ絶えなば絶えね、ながらへば忍ぶることのよわりもぞする
13
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朝比奈
風絶へて曇り果てれば今しもと降るを待ちをり七草の原
12
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葛城
竹笊に落ち葉木の実と野菊添え秋の風情の小宇宙あり
15
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名鈴
うつせみの 限りある世に 時めけど やがて来べかる 末の世ぞ憂き
12
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ひげじぃ
喪ひて初めてぞ知るうばたまの髪梳く君の指やか細し
10
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名鈴
むすぼほる 蓮の糸を 頼みにし 同じ台に 乗り合ひてしが
8
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銀
ありがとう空ありがとう星ありがとうあたたかなかなしみ
3
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朝比奈
花紅葉まだ染まらねば夜々痩せる月より他に見るものもなし
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