日置鳩子のお気に入りの歌一覧
へし切
探しても求めても在るものじゃない君のこころに持つものなんだ
25
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風橋 平
なにものか来たりと踊る輪をなして木の葉はちぎれちぎれゆきたり
5
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風橋 平
大原やをしほの松の惜しむとてまたの夜をまつ明けのしのび音
6
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詠み人知らず
喧騒で眠れなくて辞書を読む十四歳には戻りたくない
6
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秋日好
薄雲の奥に潜んだ十日月青く暮れいき形現る
23
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inosann
「ハックション」の妻に「大丈夫」と義母返す二十七離れた親子の会話
20
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元親兄貴
世が明けぬうちから起きて畑仕事顔は汚れど心は汚れぬ
10
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石川順一
のこぎりで柿の枝々切られ行くラーメン熱く冷や飯入れる
13
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パンチパーマ波平
雨上がり 秋空映す水溜に 紅舟一つ 風に吹かれて
4
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リクシアナ
朝刊は雨の手触り日曜日ケトルの笛を茶葉選りて待つ
32
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詠み人知らず
錦へと高らかに鳴る 月光を弾くバイオリンの 澄んだ一音
9
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灰色猫
報われぬ恋を抱いて逃げようか逃げれるとこまで拳銃もって
15
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滝川昌之
気がつけば鼻歌も出る平日の休みに一人メザシを炙り
26
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月虹
街中の恋人達を寄り添わせ強く優しく北風はゆく
64
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那珂由比
窓枠の向こうは花の散る世界 僕は独りでジュラ紀へゆこう
7
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藍子
木陰から眺める空は天高く優しさ含む和やかな青
16
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恣翁
山道の地肌に映ゆる木洩れ日の 揺れて 清らな豹紋描けり
42
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恣翁
眼の前を 白き日傘の回るがに 紋白蝶の楚々と飛ぶかな
58
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恣翁
磨り減りて 面立ちすらも朧なる石仏群の 木洩れ日に映ゆ
61
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リクシアナ
銀色の香り膨らむ葡萄酒に委ねた夜の秋雨を聴く
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