猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
紫苑
破れし翅つくろふ金粉を闇に撒き恋蝶の舞ふ夏の夜の夢
16
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澤木淳枝
つりつりが 待つと知りつつ 主さんと 夜見世 最中 今宵 あし抜け
6
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澤木淳枝
ぬばたまの 髪 箱に入れ 閨の中 手枕求むる 願ひは悲し
5
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山桃
高吹ける風の小舟の綱手とる人こそ見えめ夢結ひが浜
10
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島祝
この世をば悪しとや思し召したるか七夜も降りてあぶる大水
26
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若楓
簪か野辺の姿か何故に雅ゆかしき儚げな名よ
15
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紫苑
おのが嘘思ひ遣りとし言ひ倣せる胸ほころびに白雨の染む
12
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さる
わが庭の水連の鉢一匹のあまがえるあり何処より来し
6
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水島寒月
珊瑚樹に寄りて思案に暮れにけりそれにつけても若葉うるわし
2
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井左美
永き夢愛を拾いて紡ぎ越し幾年月の幸せ育む
5
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芳立
君とたつわが名は天城こえにけりひとしれずこそいつも逢ひたれ
11
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山桃
鳧の子も旅立ちすればしづまれる隣の畑のごとくにあらな
9
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芳立
蒸し暑さに宿を立ち出でてそのあまり涼しき風に散歩やまれず
11
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さる
真夏日の梅雨の晴れ間に紫陽花の花を手折りて部屋に飾りぬ
10
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加祢
庭に摘む花を活けみて小さくも動きのあれば飽かずながむる
26
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大河千紋
あかつきに咲くも誰そ彼はらはらと汝が衣手に花は散りつつ
11
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大河千紋
思ひ絶え待つこのごろもぬばたまの夜にをとめごの夢は尽きまじ
15
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山桃
人戀へばうらもさびしき青衣ふりてこもれるあぢさゐ王妃
15
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さる
こころ決め一世一代大芝居大向こうから声がかかるか
5
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芳立
むらどりが来鳴く鄙家の花むすめ誰がため髪を梳り紅ひく
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