へし切のお気に入りの歌一覧
芳立
たたずまふ君が瞳も満てる田のこがねの海の波はよせつつ
10
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芳立
ふりゆけば見えずなるともひさかたの空にのぶべしそのもろ腕を
9
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士心
うたことば 探し拾いて迷いける ことはの川の 七五の森の
4
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士心
糸の月 辿っていけばどこにつく 声を出さない 電話のムコウ
3
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松本直哉
恋バナにつきあはされし娘の愚痴をききつつあきの梨の皮むく
6
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酒野実
風吹ゐて次々倒し我が身までせめて子らにはうつらじと乞ふ
6
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香月
愛しくも儚く残るぬくもりよこの手掬わむいまな消えなも
6
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みやこうまし
群れ離れぽっつりと立つ彼岸花 孤塁を守り一花咲かすや
16
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光源氏
白鳥の相別れゆく秋の夜夢の目覚めに風渡るらむ
12
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光源氏
「みたみわれ生ける験」と歌へども栄ゆる時は夢のまた夢
7
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つゆくさ
秋なれば 母 栗拾い 煮て剥いて 虫食いとってもらった幼少
12
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すばる
ジョバンニとカムパネルラは旅に出る ほんとの幸せ見つけるために
12
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只野ハル
高低温繰り返し試験のような日較差続きだるい秋バテ
9
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詠み人知らず
墓守の途絶えることの多かりて永代供養墓ありの旗並ぶ
14
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詠み人知らず
息切らし坂道行けば彼岸花紅く萌えたつ霊園の路
21
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葉月きらら☆
揺らぐ胸貴方の好きな銘柄と同じ煙草が置かれたデスク
15
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紫苑
懸命に眠りをねむるおさな子のまろき額に汗ひかりをり
20
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夢士
通勤時上着持ちをり秋彼岸朝な夕なの風に合わせむ
17
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紹益
ただ一つ 小さく咲いた 朝顔は 短く行きし 夏の名残か
21
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紹益
稲刈りを 終えたばかりの 棚田にて 何を啄む 老いた白鷺
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