灰色猫のお気に入りの歌一覧
舞
いさ魚取り淋しくあらな波高み濡れ待つ妹を隠す海原
11
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たろ
夜もふけて コツコツ戸を打つ 雨音に まさか、とかけより 亡き猫をさがす
8
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北上 詩迷
空の青 斷崖に立ち 仰ぎ見る 悲しいでしょう 苦しいでしょう
5
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夕夏
みせかけのしべをたずさえひがんばなみこころかなうおもいあふれる
6
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千映
彼岸花畦道で咲く曼殊沙華群生凛と華々し花
10
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萱斎院
長雨ふるうつぶす萩の花にさへ しばしば落つるたまぞ悲しき
8
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千映
彼岸花毒花ゆえに近寄るな母の教えを今だ守って
8
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芳立
暑き日にふけと乞ひにし秋風も肌にしみゆく夜ふけなるかな
10
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沙久
どんな君も受け入れ抱き締めることが「大好き」の上を行く言の葉、と
15
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夢士
荒巻の鮭の一尾をさばき後残りし部位を「しもつかれ」とす
15
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沙久
まだ光る 店の中から ゴミ袋 持って現れた 王子は対岸
16
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このえ
野を分けつ吹く風受けていづれにか夏の名残の鈴ぞ鳴くなる
9
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千映
秋雨の重みに負けて落ちる葉の日ごと夜ごとに泣き声聞こえ
15
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夢士
夜の更けて祭囃子の笛も止みゆれる提灯孫は爺の背
12
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橙田千尋
世の中の諸行無常の例として大袋のカントリーマアム
5
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桐生賄
雨音と 重なり聞こえる 虫の声 生きているよと 懸命に鳴く
25
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葱りんと
鮭さばく なるべく捨てない ありがとう 美味しく食べると にわかアイヌで
15
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へし切
葉隠れににほふ葛花あだなるをうらみに思ふ秋の夕暮れ
23
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絮谷新
柿実る畑に狐の嫁入りて祭囃子を渡す行列
24
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コーヤ
葉を染めて最後の力ふりしぼる燃える想いを君に告げたくて
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