風花のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夕暮れの観覧車から見る空はゆっくり私を淋しくさせる
33
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詠み人知らず
夫や子に煩わされる事も無く故に寂しく悲しい自由
33
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詠み人知らず
水色が好きだと言ったあの人は何時も私に涙をくれた
35
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舞
子の頃の吾がセーターをベストとし着る母の背の縮みゆくかな
7
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からしニコフ
ためいきを毎日ひとつ放りこむ冷蔵室は開けると光る
41
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へし切
春ごとに千種ながらに色づけり霞たなびく山の花かげ
20
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悠々
ふるさとの七色川もなつかしき 犬猫の死骸メタンガスの泡
14
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夢士
草餅の色深くして香りたつ雛の飾りの部屋の静けさ
17
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矢車菊
満月に少し足りない未熟さの十九歳のきみを愛した
12
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へし切
逝く人の心思へば悔しかりともに失ふ芸を惜しめば
13
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へし切
うたのわを離れしといへど友は友 君が詠まれし歌は忘れじ
14
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卯月
まだ子どもだもんと主張する君の前歯がひとつ今日抜けました
6
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詠み人知らず
バイバイと君がいうからバイバイバイ 三つ返して 勝ったぜ、ふふ 。
12
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只野ハル
ラジオから私鉄沿線流れ来て今日が彼の誕生日と知る
13
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すばる
私より器用な人ね にんじんの飾り切りやらリンゴのうさぎ
13
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ふきのとう
都合によりうたのわをお休みしますまた会える日までごきげんよう
22
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詠み人知らず
本当は人の心は美しく 強欲がそれを汚していった
14
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詠み人知らず
哀しくも互いを知らぬ夏水仙冬に葉は散り夏に咲く花
14
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浅草大将
この春に誰かは花をみつ五郎その名のなしの園ぞさぶしも
13
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さえね
れもんにはレモンの悲哀あるゆゑにもつともただしく切らうと思ふ
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