灰色猫のお気に入りの歌一覧
ゆりこ
おひさまの匂いの布団にくるまれて駄目な自分を許してもいい
13
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石川順一
触れもせで驚く女(ひと)を見て居ればしばらくしてから玄関響く
6
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絮谷新
野に揺れる風船唐綿綿帽子空に帆船浮かべる午後の
17
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笹原八
けふといふどうしやうもなき終着よ赤い靴下選ぶわれなり
6
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リクシアナ
鵯が軒の庇に雨宿り 住めば都さ里の古民家
19
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洩矢転石
教科書やテレビや新聞なんかよりぼくを大人にしたきみの嘘
10
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洩矢転石
今もまだぼくの涙も悲しみも海の深くで揺れているはず
8
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優器ルミネ
改行に改行を重ねているわ。 さよならは遠くに居てほしい
11
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優器ルミネ
ぼさぼさの 髪 きたないな 肌 あ、空 めっちゃきれいや。 潮騒の色。
6
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リクシアナ
言の葉を紡げばぬくし秋の夜に優しき文字の糸とる友よ
23
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舞
わたくしの構成要素のひと欠片時に意味無く胸沈ずませる
15
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みん
しっかりと貯金は増えていくけれど私はこのまま生きてゆくのか(ハテナ)
10
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みん
土・日は休みで、いつも五時半に帰社する君が愚痴漏らしてる
7
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みん
イライラが止まらないので寝具カバー一式変えてさぁ寝ますかね
9
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呉竹の憂き節
もみぢ葉や繋がぬ舟の身は憂くも秋来る方の月ぞただ見る
12
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春夏冬
夢詰めたポケットはとうに擦り切れて何時の間にやら御覧の有り様
8
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春夏冬
白露の降りる庭に蹲みこむ雫に濡れるその白い足
4
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千映
おでん煮てお泊り母を迎えよう四泊五日で吾は蘇生され
14
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葱りんと
真夜中に 楽しき楽しき 酒に酔う 明日の朝には 聖母の笑みで
16
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千映
新米の発売明日とスーパーで並んだ米に紙の被さる
9
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