灰色猫のお気に入りの歌一覧
春夏冬
告げられず秘め続けてきたこの想い今や煮詰まり苺ジャムのやう
3
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鴎
二人雨歪んだ顔に苦いかお90年代戻ったように
3
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鴎
遠い空失われたる青春は燃え滓となることも許さず
8
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北上 詩迷
灰白へ 染まりし髪と 虹彩と 痩せた体と 父との記憶
6
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夕夏
あなたとのことをわすれてわたしにはなにがのこるというのだろうか
5
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椿雪
求められ発する言の葉美辞麗句抱き合うほうに真実はあり
5
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北上 詩迷
二十五時 悲哀に独り 鎖される 夜空は他人 慰めもない
8
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工藤吉生
眠ったと思った人が起きていた頬杖の上に目がカッと開く
7
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へし切
春先に焼ぶる野原に蘇へる生命たくまし萩の花咲く
32
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矢車菊
ただひとつ心残りはあのひとに認められないままだったこと
17
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矢車菊
うっとりとりんごが実りゆくやうに想っていたい濃染月です
20
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矢車菊
キンモクセイの花香るごと幸せは咲きつつもなほこぼれゆくもの
16
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呉竹の憂き節
鈴虫の声のあはれと世にふる身いかになるともよすが添ひつつ
8
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矢車菊
うたのわにけふのページをひらくとき うたびとたちのこころの軌跡
17
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このえ
あの人が幸せであれと祈りながら会いには行けぬ 怖さがあるから
12
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矢車菊
秋雨が降り続きます 過ぎ去りし日々ひとつずつ思い出にして
14
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夕夏
もくてきはうちゅうのはてにあてどなくとどまりしれずみちのりにあり
4
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夢士
秋風に吹かれ散りゆくいざさらば歩み来た路楽しかりけり
16
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三神いずも
月わけて 雲すらわけよ 逢瀬貝 夢の隙間に 君を思へば
8
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夕夏
おんだんかちきゅうじしんがしぜんほごあつけりゃとけてさむけりゃこおる
3
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