三沢左右のお気に入りの歌一覧
庭鳥
数分で話題が尽きて沈黙は気まずくはない子と、ふと思い出す
11
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聴雨
山の辺に身をばしづむる月の如君がみ胸に頬寄すゆふべ
12
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浅草大将
村雨に月をたよりの道もなくいづくにかりの宿を尋むべき
14
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白亜
デニムのシャツにはかすかな潮の香 海の名残のきみを抱けば
8
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村木美月
ずっとずっと好きだった人虚しさを教えてくれた今も好きな人
8
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紫苑
黒白の雲せめぎ合ふ夜明けまへ名残の雨の首すぢに落つ
14
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光源氏
咲く花はやがて散りゆく定めとて月もさやめく秋の清里
8
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氷魚
何でって訊かれたけれど誤魔化したあなたがすききな花だからすき
15
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粕春大君
満つれども欠けゆくものと知りながら月も名残の人の恋ひしく
31
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光源氏
いにしへのならひとあらば何とせむ鏡にまみゆる月の心を
10
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光源氏
心あらば星のしづくを降らせたまへみたらし川の秋の夕暮れ
6
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聴雨
閨一つ明かり落として月灯し通ひ路まどふ我を照らさむ
13
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たんぽぽすずめ。
君思ひ一日ついた肩肘が心のように痺れています
19
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浅草大将
草まくらゆふべの月も寒からめつゆの宿吹く秋かぜの野に
19
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ケンイチ
古ぼけた鞄ひとつでしあわせを見つけたんだね君の居ぬ街
9
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ケンイチ
君の名を覚えているか路地裏の小さき空へ羽ばたく鳩は
9
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ケンイチ
かへりゆく道に恋しき旅空よ覚めておぼゆる夢とは知れど
15
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舞
季節毎変わらぬ花は廻ぐるとも紅葉ゆくたび人は歳経る
6
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リンダ
新しい家をウロウロ飼い猫は母の不在に気付いておらず
6
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みやこうまし
早々と秋を招くやちぎれ雲涙で染める百日紅かな
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