桃山のお気に入りの歌一覧
葛城
閉め忘れ夜明けの大気忍び込む窓より深き秋の沁み入る
14
もっと見る
卓
月の舟 静寂に浮かび思い乗せ 少なき星に 潤む夜風か
3
もっと見る
茂作
それぞれに思ひは有りや貴船川 乙女ら添ひて社に向かふ
15
もっと見る
ひげじぃ
引き窓の細き隙間の青空のどこまでもゆく白き航跡
9
もっと見る
舞
音もなく滴る雨がもし君の泪だったら濡れていこうか
8
もっと見る
葛城
マネとモネ似しスペルゆゑ間違はれ展覽會にて明暗を分く
9
もっと見る
橘
木犀の匂う帰路より秋の日の暮れて何故にか深む寂しさ
14
もっと見る
舞
寂れゆく温泉の町下駄音も湯けむりに降る雨も淑やか
7
もっと見る
名鈴
抱きつく 胸より野辺の 香こそすれ 芒が原より 連れし野菊の
8
もっと見る
朝比奈
打たれても尚顔あげよ踏まれれば強さ増しゆく雑草の如
10
もっと見る
葛城
なにかなし親の心をしみじみと思い遣られる秋の夜長は
12
もっと見る
名鈴
余所ながら 心に懸けし 愛しきもの 見せて聞かする 君ぞ愛しき
11
もっと見る
半格斎
さまよひし風に搖らめく桂葉の 薫香覚ゆ三哲の丘
15
もっと見る
名鈴
久方の 御狩りの空の うち晴れて 御心にぞ 適はまほしき
9
もっと見る
名鈴
本の持つ 奇しき力 人を呼び 人を留めて をさをさ寝さず
11
もっと見る
橘
頂いた秋の実りのありの実は初めて見るほど小さく可愛い
8
もっと見る
ひげじぃ
立ち並ぶピザ屋の幟はためきて色なき風の絨毯となり
11
もっと見る
茂作
鳥見山の靈畤の 朝靄に 朗と響けり祝の詞事
16
もっと見る
舞
命満つ果実の香のす秋の空見上げて白き飛行機の雲
7
もっと見る
朝比奈
山里の秋の夕暮れ訪ぬれば細き時雨に木の葉散りける
15
もっと見る
[1]
<<
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
>>
[143]