弥栄成就のお気に入りの歌一覧
蔓葵
水無瀬川下ゆく水をせきかねてなみだの淵をわたるばかりぞ
7
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あかつき
東京の街の灯りは眩しくて星屑は屑だけを残して
7
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谷村思亜
夜という 死地を越えゆきまた越える 死を安らけく受け入れるまで
7
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はなしのぶ゙
所在なげに吊されてゐるわが喪服 夜道に別れの言葉すてきし
8
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うすべに
帰れない田舎おもえば目に浮かぶ 巡礼の背を追うあかとんぼ
9
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里香
うたえない うたいたい 花占い 幾たびはなびら 散らしたことか
5
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詠み人知らず
優しさと想像力を育てたい言葉は容易く刃になるの
7
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詠み人知らず
この戦耐え忍んだあと必ずや観たかったのだキンキーブーツ
2
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萱斎院
ゆふがほの香りただよふみじか夜の まつもむなしき月隠す雲
9
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横井 信
まだ夏は遠くにありて晴れてゆく空を見上げて蝉は鳴いてる
12
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KEN
草むらに 蟲追ふわらべ その網に 捕まりたいと 思ふ午後かな
8
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名鈴
雨小止み 霞透かして 眺むれば 青裾濃召す 山の神かな
13
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舞
重ねきた時を数うかこれからの時を数うかこの一里塚
7
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ケンイチ
さめざめと泣く五月雨を聴きながら毛布を纏ひ本を読む朝
11
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ななかまど
百合の香をたどりて登る丘のうえ民話のなかに曲がり屋は立つ
13
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滝川昌之
頂上の 花芽見たくて垂直にヒマワリのぼる登山家の蟻
15
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やまざくら
諸人の 上に遍し ご来迎 君がひと日の 安けくあらむ
9
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やまざくら
薄墨の 景に鎮もる アルプスの 雲海ほのかに 染むる曙
8
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ケンイチ
結論はセンモンカへと委ねられ昨日と同じ明日の天気
8
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うすべに
学校から小さな鉢の花来ない 父さん植えたあさがおが咲く
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