詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
きのふより すずろに細く 風渡る 花降る朝の ひよどりの聲
17
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恣翁
汝が内に弾けて すべて溶けぬれば 空蝉と化し 身ぞ遺るらむ
14
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青き銀椀
外に出でて花のひとひら映ゆる月は雲に隠れぬ十三夜哉
13
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青き銀椀
いま桜小さき葉に吹く風に音立てずに揺るるさみどりの候
12
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幸子
黒々と年を重ねし樹に生ふる若葉まばゆき光含みて
17
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横井 信
花びらが敷き詰められて立ち止まる霞む夕陽の春の堤防
18
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灰色猫
始まりも終わりも知らず懸命に忘れ去られる今日を生きてる
22
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滝川昌之
先輩と呼ばれててれる二年目の君がスーツに刻んだ自信
22
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光源氏
のちの世に桜咲かなむ古里にわびしきほどの色といへども
17
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うすべに
春の夜の花の宴のひとさかり 白いほむらに命燃やして
12
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行宮偏(仮之名)
あの月は太陽がある方角を示すものなり 朝待ちつつ
12
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灰色猫
晴れゆかば白き桜の花透かし青く燃ゆるは夏の葉桜
26
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灰色猫
新たなる息吹く命に寿ぎを幸多かれと愛おしき名を
22
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灰色猫
この手では届かなかった風でした踊り舞い散る桜色の恋
22
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灰色猫
夜の海へふたり夢見て漕ぎ出せど愛の国など見た者はない
21
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灰色猫
新たまをスライス塩とオリーブとツナ缶マヨで美味なるサラダ
21
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詠み人知らず
夜に観る桜歩道に沿って立つ残る花びら月を背にして
8
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磯山武士
空うすくむらさきがかる夕まぐれ波影ほそく残り鴨浮く
10
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磯山武士
花ひらく浜辺の園に人群れて天守の上に鳶たかく鳴く
6
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デラモルテ
新暦の七草鬻を食べにけり芹いと榮う小寒の候
9
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