ころすけのお気に入りの歌一覧
平 美盛
櫻散り 皐の花が 開く頃 春も半ばの 新緑の時
3
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ほたる
故郷の校歌にうたう足引きの雨乞い山にもう一度逢いたし
6
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まるたまる
コートをさっと脱ぐように忘れてしまおうあの手の温もりはにかむ笑顔
6
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ケンイチ
閉ざされし空の路より吹く風の寒さに憂う髪切りの後
15
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トーヤ
もういっそ番号も機種も変えようかとある周期に気がついた夜
6
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浅草大将
現し世の夢をなみ路にうき舟の何故にこがれて思ひ煙れる
18
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光源氏
暮れはつる深山に惑ふほととぎすはかなの御世に何をもとむるや
14
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聴雨
春日中なよらに揺るる水草や待つ時こそを喜びとして
18
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ほたる
化粧する楽しみ深しあおやぎの細き眉描く、女であること
9
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悠々
ちちははの眠れる山のうぐひすの聲かなしかり聽きなたまひそ
18
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ほたる
夢多き魂汚すことなかれ天使には天使の悲しみもある
18
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福井大夢
君と見るこれが最後の夕陽なら好きって言わせてくれるだろうか
8
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篠原
友達を 要らないものだと 思うのは独りの時が 寂し過ぎるから
5
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水葉
背を破り出でる背中で開きゆく薄羽の夢を吾の背に乗せ
8
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光源氏
うたがひし命ばかりをそこに見む永久の契りを願ふ虚しさ
13
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只野ハル
ささやかな地異のかたみの灰の舞い飛ばぬ翼と空を見比ぶ
8
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只野ハル
忘れたるを嘆き嘆きたるを忘れ忘れるという病哀しき
6
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詠み人知らず
守つたるよと云ひて逝きし母が今もそばにゐるやうな氣がし泪す
27
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紫苑
ふたたびの蒼穹を見ずたましひを抜かれし鷹の理科室にねむる
10
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羽
駈けのぼる空の頂点ゆっくりと宇宙にしずむ膝がまぶしい
15
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