風蘭のお気に入りの歌一覧
カラタチ
何一つ動かさないでおきたいが生きてる僕は立たねばならぬ
3
もっと見る
金魚藻
人生の夏は去り既に永久に去り、五月の朝のやうな半年
4
もっと見る
カラタチ
背筋から僕を開いてくれないか 翅伸ばすのは自力でやるから
5
もっと見る
中空
ろうそくの火は位牌を鏡とする 漆に映る影こそやさしい
7
もっと見る
只野ハル
小雨降る坂道上り草を刈り今年もひとり墓参りする
9
もっと見る
浅草大将
畜生の道もつらいぜぬば玉の夜のしじまをハイエナの日々
6
もっと見る
紫苑
昼よるを分かたずネオン瞬ける町にをとこの慾の眠らぬ
6
もっと見る
雲居の月
懐かしきコルクボードの写真には祖父に寄り添ふ初孫の僕
12
もっと見る
只野ハル
あっけないエラー絡みのサヨナラに負けた気のせぬ球児の涙
2
もっと見る
たんぽぽすずめ。
いつもなら歩幅合わせてジョークとか言えてる筈で余計、猛暑日
11
もっと見る
舞
遠雷の音を運びし涼風の残暑を癒やす葉月八月
5
もっと見る
みやこうまし
道の辺に蝉の骸の目に立ちて夏は暮れゆく草蝉の声
10
もっと見る
紫草
わが娘嫁にほしいと来し男はやはり夫に似ていて可笑し
19
もっと見る
詠み人知らず
看護婦を看護師と呼ぶこの国は 暴行犯をいじめっ子という
9
もっと見る
詠み人知らず
善き事も悪しき事も何もなく終わりし日こそ幸せと知る
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
たんぽぽをモチーフとした五輪の火消えても胸に宿す情熱
11
もっと見る
詠み人知らず
障壁は乗り越えるたび高くして ついには天に昇りましょうぞ
7
もっと見る
たんぽぽすずめ。
幕張をバクチョウと読む子に金を上げる爆笑メールの真夏
8
もっと見る
浅草大将
空にちる星のなみだをしらつゆの玉の汗こそつちに流るれ
12
もっと見る
詠み人知らず
自宅からセブンイレブン徒歩二分 深夜のチョコはご法度なのに
7
もっと見る
[1]
<<
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
>>
[586]